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8月に発表された通り、マツダはNA型と呼ばれる初代「ロードスター」レストアサービスの申し込み受付を13日に開始した。
メーカー自ら、過去に販売された車両のレストア(復元)を手掛けるこのレストア事業は、ファンの「NAロードスターを永く乗り続けたい」という愛情と熱意、そしてマツダ社員の「長く愛されてきたクルマを愛でる文化を育てたい」という願いによって、2015年11月から検討が始まったという。タイヤやソフトトップなど、生産終了しているパーツの再供給に取り組むと同時に、マツダ社内の施設は欧州でクラシックカーの評価・認証サービスなどを提供するテュフ ラインランドの日本法人からクラシックカーガレージ認証を取得。第三者機関によってレストアの品質を保証する体制を整えた。そして実際にオーナーの愛車を預かる前に、"レストアトライアル"として既に3台のNAロードスターのレストアを手掛け、ファン・ミーティングで展示しながらファンからの意見聴取などリサーチを重ねて来た。
今回、ついに受付が開始されたレストアサービスは、ウェブサイトから申し込み、書類審査と車両確認を経て、正式な受付となる。新車としてラインオフしてから20年以上を経過したロードスターは、当然ながら現在の状態が1台ずつ全て異なる。車体パネル交換が必要な錆が発生しているクルマ、修復歴のあるクルマは受け付けてもらえない。また、現時点で対象となるモデルは1989年9月から1993年7月に生産されたNA6C型の標準車、スペシャルパッケージ、Vスペシャル、Jリミテッドのみで、1.8リッター・エンジンを搭載するNA8C型や、1.6リッター・エンジンのNA6C型でも1992年に追加されたSスペシャルとSリミテッド、そしてM2が手掛けた限定モデルは残念ながら対象外となっている。ただし今後は対象車の拡大も予定されているという。
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マツダ、いよいよ初期型「ロードスター」のレストア・サービス受付を開始 外装修復のみなら250万円から originally appeared on Autoblog Japan on Wed, 13 Dec 2017 03:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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